いつもお世話になってる人、しばらく合っていないその人、相手を思い選ぶ贈り物は言葉より響きます。木々の会では、ベテランの職人がじっくり時間をかけて一つの商品を作りあげます。

 さをり織り展 – 開催 

開催日: 2023年/〇(月)〜〇(金)

会場:ゆまーる 

※「さをり織り教室」同時開催 ~初心者でも簡単!1日体験コース~

さをり織り

「さをり織り」は、どんな道具を使用してどのように織るのでしょうか?まず準備するものは、糸です。
たくさん直感で選ぶ。
これが、感性を大切にする手法「さをり織り」における最初の楽しみです。
手織り機には、もっとも基本的な「平織り」ができる2枚枠デザインの機織り機を使用します。
1969年に専用の手織り機「SAORI」が作られ、それ以降「さをり織り」にはこのシリーズが用いられてきました。
手織り機の手前にセットされているのが「筬(オサ)」という櫛のような板。
その奥には、「綜絖枠(ソウコウワク)」という2枚の枠があり、これが足元のペダルと連動するようになっています。
「筬」と「綜絖枠」には、ともにタテ糸が通っており、これを上下に動かしながら、横糸を挟みこんでいくことによって織りの組織を作り上げていきます。
横糸を操るのは、「舟形シャトル」という道具。糸を巻いたボビンをセットして、タテ糸の間にくぐらせていきます。
「さをり織り」に使用する道具は少なく、一連の織り方もシンプルかつ簡単です。
その中で糸の色を変えたり、アクセントに糸くずや原毛を挟み込んで模様を作ったり、その場の発想を盛りこんでいけるのが「さをり織り」の醍醐味といえます。